ぶっちゃけ人の出会いのなれそめってどーーーでもよくないですか?
二人のどんな運命的な出会いも偶然も、特別なのは当人だけにとってであって、第三者からしたら、
はいはいはいはいー
ほおほおほおほおー
そうなんだーあ、そうなんだー あっあっ、そうなんだあー(°▽°)
くらいのもので、
ナンパしたのが「一目ぼれ」、コンパの出会いも「ご友人の紹介」結婚式で聞いてもハナホジの“2人の出会い”なんですが。
今回twitterで質問した次読んでみたいテーマの一番に選ばれてしまいました。
あれかな、子持ちのシングルマザー(わたし)や、AC(ゆまちゃん)がどーしたらそんなラブラブなハニーと出会えるのか? って女同士の出会いの参考にするためかしら?
たしかに、女女カップルさんの出会いが「オフ会」「出会い掲示板」とかでなければ、いったいどうやって!?とすこし興味をもっちゃいますよね!(・∀・)ニヤニヤ
……が、そんな私たちの出会いは過去記事でもすこし書いた女同士の出会い掲示板です。
なんかさー、久しぶりに掲示板のぞいたらさー、
書き込みしてる人の年齢層、のきなみ上がってた(笑)
あれだわ、たぶん世代交代がなくて私が掲示板使ってたときの世代がそのまま利用してる……みたいな。
つまり若い人は別のツールで出会ってます! (今はなにが使える?SNSかなー)
こういった掲示板の中のイベント同伴板で、私が「クラブイベントにいっしょに行けて、そのあと夜中放り出されても家に泊めてくれる人」ってことで募集をかけたんです。
その書き込みに連絡くれたのがゆまちゃんでした。
イベントの日は息子なぐの一週間の夏休みのキャンプの期間にあり、めったに夜に自由に動けない私は、そのレディスオンリーイベントに行きたかった。
終電後にイベント終わって放り出されたら辛いので宿も確保しときたかったんですね。
相手が男ならできないから(どう考えてもリスキー)、やっぱ同性っていい。(もちろん女性でも危険はある)
その人の文章はそっけない、ぶっきらぼうな感じでした。
でも出合い掲示板によくあった、わたしの中の「あまり合わないであろう人のパターン」(謎のハイテンション文、すごい短文、自分語り長すぎ文など)でなかったため一緒にイベントにいくことに決めた。
そしてイベントの一週間前の日曜日先に顔合わせしようと言うことになり一緒に飲みに行くことになった。
それが初顔合わせ。
初対面の彼女の印象は、
「めっちゃイケタチ(イケてるタチ)やん……!」
でした。笑
ビアンのオフ会に参加したことも、掲示板で個別にあったこともある私でしたが、正直 外見がめっちゃタイプ! な人っていなかった。そうゆうもんなんだーと思ってた。
男ぽくふるまわない中性的なでも細く高い声の色白で線の細い、クールな容貌のゆまちゃんは、完全に私のタイプでした。
お店もさっさと決めてリードしていくさまは、
オフ会とかいったらお姫様願望あるネコにモテそうな頼れるかっこいいお姉さん風タチ。
モテそうー いいなー うらやましいー
などと思ってました。(たぶんそのまま口にしてたはず)
そんな第一印象の彼女でしたが、お店で向き合って話すうちに、
この人なんかヘン……??
と思いだした。
美味しい日本酒や焼酎のたくさんある焼き鳥屋で、私にどんどんオーダーを勧めてくるのに、自分は一切食べ物を口にせず、私の問いかけにあたりさわりない返事を明るい声で返しながら、何回もお酒(ロック)をお代わりし、明るい声音とうらはらにどんどん目が据わっていく……。
まばたきしない据わった目で延々私にオーダーを勧めるゆまちゃん(自分は一切たべないのに)
ロックのグラスをどんどん空けていくゆまちゃん(顔色は変わらない)
帰りはどうするんですか?一人で大丈夫ですか? と何度も何度も同じセリフを繰り返し聞いてくるゆまちゃんに、
てかあんたが大丈夫か!?
と思っていた。(とゆうか言った)
やだー なんか大丈夫じゃない気がするぅ ……つーか こわい……。(´ºωº`)
そのやり取りを20回くらいしてやっと店を出る際、割り勘にしようとする私(セク関係なく女性同士で会った時は基本割り勘)を押しのけ会計をすまし、
さて解散するかー なんか変な人だったなー やれやれ って時に彼女は突如気分を悪くし道に座り込んだ。(さっきまでシャカシャカ会計してたのに)
気持ち悪そうな限界の声で
「スミマセン…… 水と……お茶かなんか買ってきてもらえませんか……」
と言う。
私が繁華街の中をダッシュし自販機を探し、ペットボトル2本抱えて戻るも……
その場に彼女は いない。
ええ?
なんで?
どゆこと??
でもいないものはしかたがない。帰ったのかな?帰れたならまあいいか。
てかひどくない?買いに行かせてその隙に帰るなんて 失礼な人だな!!
と一瞬キョロキョロしたものの、まあいいかと帰りかけて、彼女が近くの植木のヘリに座って平然と携帯いじってるのを見つけた。
こらこらこらこらぁ!۹(◦`H´◦)۶ さっきの死にそうな様子はなんだったんだ?
ムカついた私は、目の前に2つのペットボトルをつきだして
「ほんっとなんなの!?
初対面の人にこんな失礼な態度取られたの生まれて初めてだよ!
じゃー、さよなら!」
と怒って言い捨て、でも心配する必要はなくなったことに安心し、踵をかえして改札にむかおうとした。
が、私はうしろから走って追いかけてきた彼女に抱きついて止められ、
「帰らないで……!!お願い!」と悲痛な声で言われ、
周りの視線もかなり集めているがおかまいなし。
何をどう言っても無駄な気配。
酔っているんでなければ、いったいこの人はなんなんだ??と、不安に思いながらも観念して、彼女が慣れた手つきでタクシーを止めるのを見ていた。
そのあとほとんど眠る時間もなく、翌朝月曜日の出勤の時間を迎えることになったんでした。
つづく(問題はこれからだよ……)