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海外旅行、このアプリはいれておこう!④

海外旅行、このアプリはいれておこう!③ の続きです。

 

アプリで提示されているルートを変えてサービス料金のっけてきたおっさんドライバーがおった!!

 

って話なんですけど(笑)

 

うまいことやるなー!って感心したし面白かったので聞いてください。

 

 

 

マレーシアはまず、美味しいものがたくさんだと楽しみにしていたペナン島から訪れました。滞在日数をクアラルンプールより一日多めにしたのは正解。

有名な屋台村でなくともホテルのすぐちかくに小さい屋台がたくさんあり、市場があり、ショッピングモールもあり、朝から散歩するのも楽しかったです(横断歩道、信号少なすぎて道渡るのに困ったが)

 

 

 

そのペナンをたちクアラルンプールに行くにあたり交通手段は3つ。

これらをネットと今回お世話になったTaoさんのお話から総合すると

 

 

・飛行機(高くつく、搭乗時間1時間程度だが、空港からクアラルンプール中心地まで距離があるため時間はかかる)

 

・長距離バス(安くすむ、6時間くらい、おすすめ)

 

・電車(だれもすすめない)

 

 

なので午前中に出て長距離バスで行くことに決めました。

 

 

 

 

「長距離バス ペナンからクアラルンプール」でネット検索したらいくつかのブログがヒットするのですが……

3つ見たうちの2つが

“コーンウォリス要塞の近くから出ているフェリーにのってマレー半島に渡り、

そこからすぐの長距離バスターミナルから乗る”

ことを勧めていた。

 

 

今Googlemapで見ると……↓

 

 

そうそう。 これくらいの距離でその時の料金はGrabで11リンギット(300円しないくらい)。

 

ん?……あれ!?ちょっと!

いまGooglemapで目的地までのルート検索したらUberとGrabの料金まで提示する項目ができてる! ↓

 

 

これは現在の料金だから私が利用した時とは多少かわっているけれど……。

へー!便利ー!

 

日本では使えないけどーー!!

 

 

 

 

で、 Grabでそのまま予約してやって来た車に乗り込みました。

 

 

走り出す車。ドライバーは肌の黒いインド系のオッサン。

オッサンに走り出すなり

 

 

 

「フェリーに乗るのか?どこに行くんだ?」(たぶん)と聞かれる。

 

 

「私達はクアラルンプールに行きたい。だからバスターミナルに行く。」と答えると、

 

 

「その行き方は面倒だ。もっと簡単な行き方がある。もう少し南に走ったスンガイニボンのターミナルからならバス一本で行ける。バスのチケット売り場もつれてってやる。まかせろ。」(的なことを)言われる。

 

 

 

そのルートは知ってるけどネットでは “中心地のジョージタウンから離れてて不便” て言われてたとこじゃん?と思って即Googlemapで距離を見る。

 

 

んー。 倍くらいの距離。

 

どうする?ってゆまちゃんの顔を見るけど、

ま、いーんじゃない? って反応。

 

 

私もゆまちゃんも英語でその申し出に反対するだけの語彙力と熱意がないのであった……。

 

 

 

さてオッサンがプッシュするスンガイニボンのバスターミナルまで30分。

 

けっこう長い距離を窓の外の風景がジョージタウンやホテルの周りとは変わっていくのを見ながら、

オッサンの仕事やペナンの日本人が住むコンドミニアムの家賃や仕事、

私達がなぜマレーシアに来たのかなどについて話しながら走る。

 

 

オッサンはインド料理の店を持ち、その仕事の時間外はこのGrabのドライバーをやっているらしい。

働き者である。

 

 

マレーシアで仕事を得たい、ペナンで住みたいと話したら、オッサンは

「日本で給料はいくらもらっているのか?」と聞いてきた。

 

 

それに対し自分の月収をマレーシアリンギに換算し答えようとしたゆまちゃんに咄嗟に

 

「ゆまちゃんの給料を言ったらあかん!私の給料で言った方がいい!」

と釘を差した。

 

 

男の中で紅一点のスーツ姿で働くゆまちゃんの月収は私の約1.5倍である。(年収においては倍)

為替の関係で、おそらく私達より年上であろうオッサンから見ても小娘に見えるゆまちゃんの収入は多すぎるはずだ。

生活する国の物価状況を知らずにいたずらにお金持ちだと思われて得することはなにもない。

 

案の定、シングルマザー田舎の中小企業事務OLの私の給料でもオッサンは

「良い給料だ」と答えた。

 

 

長い時間ではあったけどGooglemapのルートを見ながらだったので不安もなく楽しくすごし着いたスンガイニボン長距離バスターミナル。

 

 

「バスを予約するぞ、どちらか一緒に来なさい チケットとるのはやるからまかせろ」とのことなので、

ゆまちゃんは車で待機、私はオッサンとチケット売り場へ。

 

 

たくさん売り場あるけどおっさんは中華系の店員さんのいる窓口に行き、ちょいちょい話して

クアラルンプールまでの一番早いバスを二人分予約してくれた。

 

提示されたチケット代はいくつかのブログなどでチェックしていた料金と変わらず安心した。ボラれたりはしていないようだ。

 

オッサンはチケットにある出発時間と、何か聞かれたらこれを言えば良いから、と降りるバス停の名前をしっかり私に言い聞かせた。

乗ったゴージャスなバス↓

 

無事チケットをゲットしたのでオッサンの車までゆまちゃんと荷物を取りに戻り、

 

最後オッサンに「いくらですか?」と、Grabアプリには提示されていないここまでの料金を尋ねると

 

40リンギット(千数百円)でした。

 

 

……ふむ。

 

 

 

単純に距離的だけ見るとコーンウォリス要塞に行くのの倍だったから、

 

11×2で22リンギットとして(たぶんもっと安いはずだけど)

オッサンは超距離バスのチケット購入を手伝うサービス料金ってことで18リンギット上乗せしてるんですね!

 

 

 

なるほどなあーーー!

オッサンやるやん!!

 

 

実際のところ初めての長距離バスだし英語下手だし、オッサンは親切だったし助かったんですよね。

ここからバスに乗ったらクアラルンプールまで一本で行けて楽だったし。

あと日本人にはこの距離とこのサービスに千数百円は決して高くはない。

その感覚のズレを利用したWinーWinなやり方だなと感心した。

(しかしこれは観光客として来ていて日本での価値観に照らし合わせて許容できるのであって、実際マレーシアで住み生活しだしたら許容できなくなる類のもの)

 

 

 

オッサンは最後自分の店の名刺を渡し、何かあったらここにかけてこいと宣伝をし別れた。

うーん、慣れてんね!たくさんこうやって観光客をここに連れてきてるんだろな(笑)

 

はい、いまGooglemapでスンガイニボンまでのGrab料金見たらこれでした↓

 

 

やっすう〜!!(;´∀`)

 

 

 

このあと乗った長距離バスについても書こうと思ったけど、長くなったのでまたこんど。

マレーシア旅行の写真をたくさんUPする時に書こうかな。

 

読んでくれてありがとう!

ペナンからクアラルンプールに行くことがあったら参考にして下さいね!!