という言葉に 若い頃は憧れを持っていた。
失神したり、ヨダレ垂らしたり、痙攣したり、白目むいたり、盛大に液体とばしたり、何度も連続してイったり?
そんなセックス。
そしてそれは本当に愛しあってる二人、とか 稀有なテクニシャン相手、だとか めちゃくちゃ身体の相性がいい同士、とかにしか体験できず、その相手からはなかなか離れられない……のだと聞いていていたからだ。(たぶん本とか漫画とかメディアの影響です)
しかしいくつかのそれらの身体の反応を経験し経験させ (男の人も潮を吹くことあるんだよ!笑)今思うのは、たとえどんなに素晴らしいセックスを経験をしようと その相手にそれだけで執着することなどないのだな、という事だ。
そのセックスが良すぎて離れられない!という幻想は、それで相手を支配したい 身体で自分の虜にしたい という願望が産んだものなのだと思う。
皆が 自分の身体(全身や性器)の形状を気にし、それが特殊に良く、そのセックスで相手が自分に服従することを妄想する。
確かに身体の形状が際立って良い人はいる。
センスや技術が上手い人もいる。
お互いの ここをこうすれば興奮する というやり方やファンタジーの相性もある。
けれどどんだけ “おかしくなっちゃうぅぅ!”やら”無しで生きていけないの……!!”くらいの行為をしても、
人は日常に戻るとケロリとその引力からは自由になれるものなのだ。
自分自身、気持ち良いこと楽しいことちょっとしたタブーや密室感 冒険心の詰まったそれが大好きだったから、 それに耽溺し相手に執着する人がいるのはおかしいことだとは思っていない。
ただ、セックスという行為やその相手自体にそんな磁力があるというより、自我がフワフワと寄る辺ない人は その行為によるドーパミンと 作られてる幻想(思い込み)でギュイーン!と自ら引っ張られていって離れなくなる のだと思う。
“セックスが大好きでいっつもおねだりしてくるエロい女” を喜ぶ人がいるが 高確率でメンヘラってる可能性あり。
または、”女がおかしくなるくらいイかせまくる俺”って思ってる人いるが 相手がメンヘラってる人なだけの場合あり。
セックスにまつわる幻想に自分を浸らせるのも楽しい遊びですが、幻想のせいで変な男や変な女に執着したまま年をとらないようにしたいものですね!
※男の潮吹きについては知りたい人がいたら 書くかも。
女の人の 腰からお尻にかけてのラインが大好き……(*´ω`*)