世の中にはたくさんいると思う。
結婚して家族になってもいいと思える男と出会えたためしのない女性。
女友達と このまま結婚できなかったら将来はシェアハウスにみんなで住もうよ!と言ってる女性。
そんな人に知っといて欲しい公正証書について最後に書きます。
私には、なぜ 彼氏や旦那が女友達以上に理解し合えて支えあえて苦楽を共にできて家族になるべき存在として当たり前なのかがわからなかった。
皆が 常識や スペックや セックスが出来る異性という理由を軸に人生を共にする相手を異性から選ぶのかもわからなかった。
常識が 「結婚はしなくても良いもの」になったとしたら、あえてそれをする人は完全にマイノリティになると思う。
それくらい 自分をむりやり納得させて〝普通〟に〝結婚〟している人が多いと思う。
私にも過去何人か、 信頼でき 性差別的でなく 知的で 優しく 心身共に健やかで性的に満足できる彼氏や男友達がいた。(セフレ含む)それでも 私にとって彼らの魅力は 私の女友達たちや 付き合った女性に遠く及ばない。
女とは、たとえ病んでいようと (むしろこの社会において女であって病んでいない者を私は信用できない )それ自体を 共通の言葉で語り、通じあえた時の快感は相当なもので、それは 男とのセックス以上だったから。(こゆこと言うと、あなたほんとに良いセックスをしたことないのよ~ って言われるのな )
そう たとえ 男にしか欲情できなくても、家族になる相手は欲情する相手である必要はないのではないか?というのが どうしても結婚したくなくて子どもを1人で産んだ私の主張だ。
私が自分のことを、
〝男とのセックスは好きだけど男は嫌いな女〟
なのだなーと認識していた時期、私の理想の生活は、
気心のしれた女友達たちとシェアハウスで暮らし、家の外で信頼できる不特定多数の男友達とセックスをする。恋愛はいらない。(または恋愛とセックスだけは外でする)
だった。
これ、本当にそう思ってる人いっぱいいると思うんだけど、ぶっちゃけどうなんでしょ!?
いくら男といいセックスしても その後ベットや家から追い出して1人で寝たくないですか!?
ついこないだまでフィールヤングで連載してた鳥飼茜の「地獄のガールフレンド」↓
読んだ時も、あー!やっぱりなー!って思った。やっぱり女の願望としてこの形があるんだなーって。
(ちなみに鳥飼茜先生作品は この漫画以外にも、「おんなの家」や「先生の白い嘘」で、フェミ齧ってる人には はいはいはいはいー!と膝打ちまくって腫れるくらいのエピソード やセリフあれこれを盛り込んでいます)
さて、しかし地獄のガールフレンドでも最後 シェアハウスを解消するのか!?といった話が出てくるように、常識としてある、〝恋愛によってできたカップルが愛によって家族になり人生を共にする〟 以外のモデルがないため 私たちは しぶしぶ だましだまし、人によっては嬉嬉としてそのモデルに自分を当てはめ、それ以外の選択は先が見えない不安で選択しない。
そこで公正証書である。
同性愛者の中では婚姻届のようなイメージで語られているかもしれないが、実際は婚姻届のようにお上に申請する書面などではなく、あくまで個人の間での契約書に公的な太鼓判を押すもの。
判決文と同じくらいの効力があるらしい。(行政書士さんに聞いた話うろ覚え)
私たち あおとゆまは、同性カップルが求めるであろうスタンダードな権利や義務を互いに課して与える契約をしている。
細々としたことはいずれ書くかもしれないけど、例えば 病院や銀行や役所等の手続きの代理人になるとか、病気や怪我したときに 面倒みる約束とかです。
契約なので 勝手に放棄したりできません。(たしか)
これは何度も言うけど 個人間の間で交わす契約なので、
その個人が恋愛関係にあるとか 2人のカップルであるとか そんなことはぜんぜん関係ありません。
つまり、同性の親友同士でも 仕事のパートナーでも 実の親子でも 兄弟でも 複数などでも 交わせる契約書です。
これを作れば、シェアハウスしてる気心しれた友達と、老後を見据えてお互いを家族のような近しい存在として認め 代理人として立てることができます。
人生のパートナーになれます。
無理やり老後を心配してようわからん異性をスペックで査定したり、
生理的に大丈夫だから といった理由で選んで結婚する必要もないんです!
こども? 子どもは外でセックスして遺伝子を持ち帰ればよい。
そうして、家で人生のパートナーの許可を得て一緒に育ててもいいしね!
公正証書は作成するにあたり 少しの時間とお金がかかります。
私たちの場合は三ヶ月くらい。契約書はそれぞれに、 また遺言書も別口(こちらはゆまちゃんのみ)作成しました。
トータル〇十万かかりました。(具体的なこと聞きたい人は 各自質問してもらえたらできる範囲でお答えします!)
依頼する事務所や個々のケース 資産によって予算は変わります。
高い!!たっかいよー!!。゚゚o(゚´ω`゚)o゚゚。
しかし、この大きな買い物は、
それだけのお金をかけてこの人と将来互いに負担になるかもしれない契約を交わして良いのだろうか?それだけの覚悟があるのか?
と、 関係と未来をしっかり話して考えるのに適した金額であると思います。
でもだって、婚姻届なんて無料で出せるんだよ!!??
無料て!!今なら逆にびっくりだよ!!
それならそりゃみんな、結婚のイメージだけで 深く相手との将来を考えずとも契約交わしちゃうよ。
むしろ、
考えずに結婚させるために 結婚や家庭のイメージ(幸せ、ゴール、安定、人並み)を撒き散らし、タダでハードル低く設定して 誘い込んでるように見えますね。私には、ええ。(´-ω-)
なぜそう思うかは わたしが15年まえ フェミニズムの本に 大きな人生の謎の答えを貰えて以来 フェミ関連の本をたくさん読んできたからでもあります。
〝みんなしてるしするものなんだろうけど なんでか自分は結婚したくない〟
というあなたは 感が冴えてるだけかも知れないよ!!
コメント
自分の抱えてる問題を、だれかと共感したくていろんなワードで検索するうち、このブログに行き着きました。共感することがものすごく多いです。私は実生活で実現できていないので(できないと思い込んでいた)、理想的な生き方をされているゆまさんに勇気をもらった気がします。生きづらいなら生きやすくする道を探すしかないんですよね、生きにくい道から答えが見つからず、悩んでいました。私は男性経験しかないのですが、限られた男しか好きになれません。セックスは好きなので付き合わなくてするほうが楽でした。男と付き合うと違和感(女の子扱いがなんか気持ち悪い)が出てきたり不安感しかなくて、漠然と女の子と暮らして子育てできたらいいのに。。と思っていました。夢だなぁと思ってたけど、ほんとにされてる人がいて。
私にできるかはわからないけど、自分を知るために女の子とためしにしてみようと思えました。悪いことだと思って封印していたので。女友達にも密かに恋しちゃうんです。セックスを想像して楽しんでいました。長くなってごめんなさい、ブログ楽しみに読みますね。
たどり着いて下さってありがとうございます!
嬉しい(*´∇`)
普通が生きにくくて、でも縛られて、せっかくの人生勿体無いことにしてる人に、こんなやり方もあるから試してみたら?って伝えたくて書いてます。
そうやって自分が納得いく生き方を探っていくしかない。
それができることが、自由なんだと思います。
あおさん、こんにちは。
昔の記事ですが、今日のTweetからこちらに辿り着きました。
あおさんのおっしゃっていることが、東大教授の安冨歩さんと通じているような気がしました。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/47522
自分の中でお二人が繋がったのが、わーおもしろーい、と思ったので勝手に紹介しておきます。
あおさんの感性は、本質的なところを突いているなといつも思います。
あおです
この教授のことはあんまりよく知らないんだけど、それぞれみんなが超個人的な悩みや葛藤で考えて学んで実践して得た「気づき」って実は普遍的なことだったりするんですよね。
芸大時代、教授がわたしの指導時に「私的なことを掘り下げていったら、普遍的なものにたどり着く」って、言ってたのを思い出しました。きっとこうゆうことなんだろうな~
コメントありがとう~(∩´∀`)∩