行ってみたい国、住みやすそうな国はもちろんいろいろあるけれど、私たち日本人にとって一番高いハードルは、まずは国外に出て生きることだと思う。
なーんか「ここが一番!外は危険!外に出るなんてできない!」って思い込まされてるんだよね。
自分が。
海外移住その理由編の続きです。
だから、とりあえず一度出てその心理的ハードルを越えてしまう必要がある。
そうすればあとは具体的な問題点をクリアするために行動するしかないし、他の国への移動もできる気がしたのです。
なので移住先候補の国は、実現度の高い国、具体的に移住のためどうすればいいかがわかる国であることを重視しました。
今ならたとえばアメリカとかぜんぜん実現度低いでしょ?
そしてぽつぽつとtwitterで海外移住関連のアカウントをチェックし情報収集を始めた。
そこで特に目につきだしたのが台湾、インドネシア、マレーシア、などのアジア。
そのなかでもわたしの関心を惹いたのはマレーシアでした。
理由は、東南アジアの中でも比較的発展していること、多種多様な人種と信仰の人が住んでいるため外国人が浮かないこと、近隣国からの出稼ぎ者が多く、たくさんの人が完璧ではない英語でやりとりしていること、など。
あとこれが一番重要で、実際マレーシアに住んでいる人が海外移住の手始めにマレーシアをオススメしているのを何度も目にしたから。それも具体的な例を挙げて。
具体的な例というのは、就労ビザを入手できる仕事を教えてくれるということです。
(働くことで入手する就労ビザとは別に子供や本人の留学という名目でとる学生ビザのとり方ついても具体的にきけました)
一度でも海外移住に関心を持った人なら、海外に長期滞在するためにはビサが必要なことは知っていると思います。
そしてそれは国によってぜんぜん条件が違い、またそれもどんどん変わっていく。
興味がある人は一度検索してみて欲しいのだけど、わたしたちが観光旅行で簡単に行くことのできる素敵な国々が、いざ移住しに行くとなるととんでもなく門を狭くしていることがわかる(笑)
だからマレーシアのビザ入手可能な道を具体的に聞けたことで、やっと海外移住のための具体的な行動にとりかかることができた。
やー、やっぱ行動するためにはその先の具体的なヴィジョンないとむつかしーわ!
人によってその行動はまちまちになってくるけれど、わたしの場合は完全に英語で会話できるようになること、でした。
それも、よく聞く「日常会話程度の英語力必要」っていうぼんやりしたものじゃなくて、(日常会話程度ってどんなのよ?具体的にどんな会話!?って思わない?)ようは、
英語での面接をクリヤーする!
です。 したらあとはなんとかなるらしい(笑)
入ってしまえばあとはそこで英語に慣れていきゃいいだけだから!みたいな。
何人ものマレーシア住みの人が似たようなことを言っていました。
そんなこんなで英語の勉強中の私にタイミングよく、わたしが声掛け人のExchange languageの集まりにも来てくれているtwittert友達がJunnaさんのマレーシア&海外移住就職説明オフ会の告知を共有してくれたのでした。
仕事後直接向かってギリギリの時間に向かった会場のアシア料理屋さんはサワディシンチャオ
大阪市の心斎橋にある小さなお店でビルの隙間のほそーい道の奥にあって、まるでここだけ日本じゃないみたい。
そこには私とゆまちゃんを含めると12人の男女。 年齢は上は50代?〜下は20代後半。
女性のほうが多く、おや?スーツのサラリーマンもおるで……(なんか意外!)
そこで美味しいご飯を食べながら、周りの人と行きたい国や仕事、英語の話などをしつつ、Junnaさんのお話をきく。
やはり同じtwitterつながりなだけあって、皆がJunnaさんのような海外移住の情報を発信してるアカウントを知っている。
あのアカウントの人に移住のお世話になった友達がいる とか、あの人とは会ったことあるよ! とか、あのアカウントは詐欺の疑いもあって……などなど(笑)
どれだけマメに発信している有名なアカウントの情報より、じっさい顔を合わせて本人が話しているのを聞く内容のほうが、雲泥の差で現実味を強く感じる……。 これがFace to faceの力かー。
Junnaさんは現在マレーシア在住で、そこでリアルに感じる生活のメリット、デメリットや日本人の仕事の例をまとめたものをタブレットで皆に回してくれました。
気になる就労ビザを手に入れることのできる仕事とは、やはり日本語ネイティブであることが必須の職業。
ようはお客様が日本人や日本企業で、それの相手をする人ためのお仕事。
私がそこのお話と過去のネットで調べて把握できた職業は以下↓
・コールセンター
日本でも、人がどんどん入れ替わる、精神を病む、と悪名高いコールセンター。
日本人のクレーム対応を遠い海外でさばく。しかし一番手っ取り早いのはこれ。
・IT関連のカスタマーサポート
パソコンの基本的な知識が必要。企業相手のIT関連の電話サポートの窓口。内容がより高度な話になると専門の部署へ回す。
・ソーシャルウェブサイトのカスタマーサポート
ウェブサイト利用者の問い合わせ窓口。電話やメールなどでトラブルや申請内容について解決し報告。内容がより高度な話になると専門の部署へ回す。
・コンテンツレビュー
ウェブサイトやアプリケーションのコンテンツの品質管理。ポリシーに違反していないかどうかなどチェックし報告する。
以上が私が把握している、自分や周りの人たちががんばればできそうな仕事です。
ちょっと自分のまわり見回しても、すぐにでも面接受かりそうな人いっぱいおるぞ??
あとは求人の担当者に英語の履歴書送りつけアポとって、電話やSkypeで面接。の流れ。
日本人向けのリクルートエージェントが出してるものなら日本語履歴書でOKだと思います。
ただ、Junnaさんいわく 日本人エージェントを通すと、日系企業の求人が多いからオススメしないとのこと! 最初から外資系に英語で自分で問い合わせたほうがよいとな!
ほほー。なるほど!
私はマレーシアの日本人エージェントに日本語履歴書送ってSkypeで面接もしたことあるのだけど、子供いるっていったら扶養家族いると企業が嫌がるって言われた。あとは年齢もネックだと。
……そういや結局ひとつも求人の紹介の連絡ないな……(笑)
日系のエージェントをはさまないで外資系の求人を知りたいなら、その国の求人サイト(SNSとかで現地の知り合い作ったらすぐ教えてくれる)で英語で探すか、Junnaさんのように現地の情報を提供してくれる人のツイートをチェックしながら今回のようなオフ会に参加したり、話しかけて教えてもらったりするしかないと思います。 やりましょう。
なにはともあれ、自分で一歩踏み出して、人とつながっていくことってほんとに大事だなー!
と最近特に思っています。 おわり。
サワディシンチャオまた行きたーい!
ぜったいうまいやつ。カレー。
ごはんの友。鶏肉のガパオ。
かわいらしいデザート♡